立春からが1年の始まり
九星気学では新しい年の始まりは1月1日のお正月ではなく、節分で冬から春に切り替わる日を境として、「立春」を1年の始まりとしています。そのため、この暦でみていくと毎月「一日」が月の始まりではなくなっているのです。
2月は4日から3月5日まで、3月は6日から4月4日までとなっています。
九星気学で運勢をみていくときも、このように普段使っているカレンダーとは少し異なるということを念頭において読み解いてください。
そもそも、九星・気学(きゅうせい・きがく)とは
九星・気学(きゅうせい・きがく)とは、
生れた年月日の九星と干支、五行を組合わせた占術。方位の吉凶を知るために使われることが多い。九星術を元に明治42年に園田真次郎が気学としてまとめたものと、それ以前の九星術と合わせて九星・気学と総称される。生年月日によって定まる九星と十二支と、方位の吉凶を知りたい日の九星と十二支を元に占う。九星と十二支は年・月・日・時のそれぞれにあるが、このうち年と月が運勢に大きく関係するとされる。
(出典:九星気学 wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E6%98%9F%E6%B0%97%E5%AD%A6)
とウィキペディアにあります。
また、気学では「吉方取り」といって、よい気を取り入れる方法がいくつもあります。なかでも私は、「 三合参り 」をおすすめしています。
【 祐気取り 】や【 お水取り 】や【 お砂取り 】は有名でみなさんも耳にしたことがあるかもしれませんが、この三合参りはあまりポピュラーではありません。
ですが私は、九星気学の師匠から、祐気取りもお水取りも三合参りもやってきたけれど、取り入れて40年以上経った今、一番効果を感じるのが三合参りだと教えていただきました。
そう教わってから祐気取りもお水取りも気にせず、三合参りのみ12年間つづけてきました。そして、私自身運気が上がっていることを強く実感しています。
ですから、三合参りをおすすめしているのです。
三合参りとは
1年に三回神社か仏閣にお参りにいくと、運気がよくなるというお参りの方法です。
続ければつづけるほど、気学的に運気が思わしくない年でも、最終的には思ったより悪い年ではなかったというところに落ち着くようです。
私は三合参りをはじめるようになり12年目となりましたが、大きな病気もなく、人生はどんどんよい方向へすすんでいると感じています。また、気学的に私にとって「東京」はよい方位ではないのですが、おだやかに過ごせているのは三合参りのお陰様と思わずにはいられません。
この三合参りは三回やらなくては意味がありません。「今月は無理だった。」といって、一度いけなくなったら、ほかの二回お参りにいったとしても三合参りの運気は取り込めないため、注意が必要です。
もちろん、決められた日程以外に、「この日程は無理だから、次の日に行ってもいいかな!?」というのも、無意味です。
三合参りでは、
エネルギーが生まれて(生)
高まり(旺)
エネルギーが収まる(墓)
ところ(場所)にいき、その流れを取り込むことでエネルギーが循環するからです。
エネルギーが循環するということは、波動や振動数が上がる=運気がアップするということにつながります。
2018年の三合参り
今年は戌年ですね。戌年の三合参りでは、
「三合火局」、名誉獲得、仕事運アップのエネルギーを取り入れられるようです。
十二支では、「寅(東北東)・午(南)・戌(西北西)」の三つの干支で三合火局です。
頭脳明晰、学問や芸術能力アップ、とくに社会的な名誉や地位を獲得するパワーが得られます。
三合火局の効果は、「出世運アップ」
- 美意識向上により美しさアップ
- 発想力アップ
- 知性向上
- ステータスアップ
というエネルギーが得られます。
『寅(とら)』
火局の生(温雅、親切、高潔、知逹)
『午(うま)』
火局の旺(才能を認められる)
『戌 (いぬ)』
火局の墓(地位の上伸、物質的豊富さ)
を表します。
ちなみに2017年は、三合金局 巳酉丑といい、 財運、勝負運、金運アップのエネルギーが得られるようでした。
2019年は、三合木局 亥卯未といい、才能・技術の開花のエネルギーを取り入れられるようです。
そして2020年は、三合水局 申子辰 といい、 人間関係の縁、家庭円満、人脈拡大のエネルギーを取り入れられるようです。
三合参りのお参り方法
決められた日にちの、決められた方位の神社または仏閣に午前中にいきましょう。
お参りにいったらそこで1時間ほど滞在します。これは、よい気を取り入れるためです。ですので、なるべく大きめの神社やお寺にでむくのがよいでしょう。
お庭があったり、座るところがあると1時間はあっという間です。
そして、ご神木があればさわってご神木からもよい気をもらいましょう。
参道の真ん中は、神様の通る道のため、鳥居で一礼したら右端にいる場合は「右足」から、左端にいる場合は「左足」から鳥居のある場所をまたぎます。
これは、はじめの一歩目で真ん中の神様がとおる場所に背を向けないためだそうです。
手水場での手の洗い方
そして、手水場で手を洗います。このときの手の洗い方はご存じですか?
柄杓に水をすくい、右手にもち左手に水を流します。そして、左手に持ちかえ、右手を流します。
柄杓には口をつけずに片手で水を柄杓から取り、口をすすぎます。
最後に、柄杓の持ち手に水を流しておしまいです。
手をふき、参拝します。
気になるお賽銭&お参り時にすること
神社の神様は、キラキラのお金が好きだと聞きます。そのため我が家では、銀色の小銭をお賽銭に入れます。(1円、50円、100円、500円)
反対に仏閣では、茶色のお金がよいといわれるため、5円か10円をお賽銭として持参します。
お賽銭を入れ、ガラガラと鈴を鳴らし、「二礼二拍手」。ここで、住所と名前をいってからお参りします。
最後は一礼します。
そして、すぐにくるっとお尻は向けず、表彰状をもらったときに後ろ向きで階段をおりるように下がり、広めの場所があればお尻を向けないよう端によけてから階段をおります。
鳥居をくぐってから約1時間滞在するので、その時間を心地よく過ごしてみてくださいね。
お参りが済んだらまっすぐ帰宅します。
せっかくのよい気を、会社やお店に振りまいてしまっては自分のためにその気をうまく回せなくなってしまうかもしれないからです。
帰宅したら、最低1時間は自宅で過ごしましょう。
これで、よい気を自分と家に定着させられたことになります。
2018年の三合参りの日程
三合参り―1回目
方位は、南
日程は、2月7日、11日、15日、19日、23日、27日
この中でさらによい日は、7日、19日
三合参り―2回目
方位は、西北西
日程は、6月7日、11日、19日、23日、27日、7月5日
この中でさらによい日は、23日、7月5日
三合参り―3回目
方位は、東北東
日程は、10月9日、13日、17日、21日、25日、29日、11月6日
この中でさらによい日は、13日、25日、11月6日
方位は、自宅からみた方位となります。
そして、海外へ旅行中は旅行先で滞在中のホテルからの方位で、教会でもよいそうです。
気学での方位の見方は?
気学では、真北ー地球の自転軸からみた北極点の位置を用います。
地図上の北は、コンパスが指す北で「磁北」といいます。その位置は日本では西にずれています。
三合参りをきっかけにみなさんの一年が素晴らしい年になったら、うれしいです。ぜひ、参考になさってくださいね。