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余計なものは入れない。シンプルで美味しい!基本の自家製ポン酢作り方

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寒い季節、あったかいお鍋が食卓にのぼることも多いですよね。
お鍋の日、我が家で大活躍するのがこの自家製橙ポン酢。

自家製のポン酢は、とてもシンプルでこのまま飲めちゃうくらい美味しい!と好評。

味噌づくりや発酵食品など、安心・安全の食材で、自家製調味料や保存食作りが注目されている今、自家製ポン酢は手軽に作れることでもおススメです。

橙で作るポン酢は、ゆずやすだちのポン酢と比べ、香りが高いわりに癖が無く、どんな料理にも合いやすい。
この自家製ポン酢を使って、ドレッシングを作ったり、ソースやジュレを作ったり、和食だけでなく洋風、中華にもアレンジしやすい優れものなんです。

自家製ポン酢は、搾りたて、作り立ても美味しい。
3か月以上熟成させると、味が纏まり深みが増し、もっと美味しく変化していきます。

味の変化、熟成後の美味しさを楽しめるのも自家製ならでは。

基本のポン酢レシピを覚えておくと、その他の柑橘類を使って簡単にポン酢を作ることもできます。
自分好みにアレンジ自在、おもてなしにも喜ばれ、旬の食材を使った今の季節おススメの自家製調味料です。

縁起が良く、健康にも良い橙。その使い方は?

鏡餅橙

昔から縁起物として、お正月料理やお正月飾りに使われている橙。
鏡餅の上に飾っている柑橘、ミカンだと思っている人いませんか?

実は、ミカンでなく橙(だいだい)なんです。

なぜ、橙をお正月飾りやお正月料理に使うようになったかというと...

橙は、代々とも称され、インドヒマラヤ地方が原産のカンキツであり、日本にはかなり古い時代に中国から渡来したとされている。成熟した果実が落果しにくく、収穫しなければ同一樹で新旧代々の果実を見られることから、子孫が代々繁栄することに通じるため、「代々」の名が生まれ、正月飾りに用いられるようになった。今のように科学や医学が発達していない時代、人々は自然に対する畏敬のなかで、自然の不思議な現象に自分の願望を重ねた。

引用 農研機構 一押し旬の話題より

上記のように、縁起を担ぐことが得意な日本人が、「代々」子孫繁栄するという自分たちの願いに橙の姿をに重ねたことにより、お正月に使われるようになったと言われています。

また、橙は、橙皮(とうひ)・枳実(きじつ)として、古くから生薬としても利用されています。
(*ダイダイ、ウンシュウミカンの未熟果実を二つに切って乾燥したものを枳実(きじつ)と言います。)

橙は、かなり酸っぱく苦みも強めの柑橘類。その為、そのまま生食には向かない食材。
香りが高いが癖が無く、さっぱりさわやか。
果汁が豊富なこともあり、食酢・ポン酢・マーマレードとして加工されています。

我が家でも、鏡餅のお飾りだけでなくお節料理の紅白なますに使用するお酢は橙果汁のみを使い作ります。

自家製のポン酢やマーマレードを1年分作り保存する他、橙果汁を焼き魚にかけたり、風邪気味の時は、果汁をお湯割り+はちみつで飲んだり、この季節は橙が食卓に上らない日はないほど。

果汁を搾った後の皮は、お風呂に入れるなど、余すことなく丸ごと活用できる万能食材として、この季節たっぷり楽しんでいます。

基本の自家製ポン酢作り方紹介

daidai3

基本のレシピを覚えておけば、橙だけでなく他の柑橘類でもポン酢作りが楽しめます。
搾りたて、作り立てのフレッシュなポン酢も美味しいですが、3か月以上熟成させたポン酢は、角がとれ旨みも増し、味が纏まりさらに美味しいです。

このポン酢このまま飲めるよね!と好評のレシピです。

自家製ポン酢材料

daidai-kajyu

◆ 煮沸消毒・殺菌した保存容器(長期保存するので、清潔なものを使用します。)

◇ 無農薬橙(その他、好みの柑橘系でも可能です。)
◇ 醤油
◇ みりん
◇ 昆布、かつおぶしなどのお出し類

*使用する調味料は、昔ながらの製法で作られた醤油・みりんをおススメします。

自家製ポン酢作り方

橙搾り汁 5:醤油 5:みりん 1

で作っていきます。

使用するお醤油や橙の追熟加減によりみりんの量を調整してください。
甘めのお醤油などはみりんを少なめにしておいて、後で足す方がよいです。

お出しを入れた方がポン酢に旨味や深みが増します。
お出し類を使用するかは、好みで選んでください。

自家製ポン酢は熟成月日が長くなるにつれて橙果汁の酸味・角がとれ、自然と味に深みが生まれます。

例)仕上がり分量は約1L強です。

橙果汁500㏄ 
醤油 500㏄
みりん100㏄~200㏄(まずは100㏄入れ、後程加減します。)

橙は搾った後、種を濾して使用します。

実際につくってみましょう!

daidai4

⓵ 橙果汁を搾ります。搾ったものを濾し、種などを取り除き、大き目のボウルに入れます。

⓶ ⓵に醤油、みりんを入れ、軽く混ぜ合わせる。
この時、みりんの量は、醤油5と橙果汁5に対し、1入れます。入れてみて、もう少し甘さが欲しければ足して下さい。
橙の追熟加減や醤油、みりんの種類によって味の調整、甘さの調整をします。

⓷ ⓶を殺菌した保存容器にうつし、昆布などのお出しを入れ、保存。出し類は、1日~2日後を目安に取り出す。
  (味見をして酸味が強すぎる場合はみりんを少し足してもよい。)

完成。

このまますぐに使用することもできますが、
冷蔵で3ヶ月以上熟成させてから使用するのがおススメです。

自家製ポン酢は、冷蔵保存で1年保存可能です。

橙の果汁を搾った後の皮はマーマレードジャムを作って楽しむことができます。

自家製ポン酢は、様々な食材にもよく合い、蒸し牡蠣や生の魚介類との相性もぴったり。
また、良質なオイルを混ぜてドレッシングを作ったり、ローリエなどのハーブを入れると爽やかで洋風なフレーバーポン酢に仕上がります。

アレンジ自由自在の自家製ポン酢。
是非、自家製、手作りを楽しんでみて下さい。

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