みなさんは、カラダを鍛えると聞いてどんなことを考えますか?
ポジティブな考えの時は、
・美しいボディーラインになりそう
・姿勢が良くなって、「美しい人」と周りからも見られそう
・健康美を手に入れられそう
・お肌もキレイになりそう
あげていけばきりが無いほどです。
では、ネガティブな考えではというと・・・
・疲れそう
・忙しくて時間が取れない
・面倒臭い
・簡単に痩せられればいいと思うので、食事を減らすだけでいい
など、こちらも上げていけばきりがないほど、やらなくていいように思うことがどんどん出てきてしまいます。
それなのに、ハリウッドスターや医師など、忙しい人ほど、実は空いた時間にカラダを鍛えているのはなぜだと思いますか?
それは、健康的に生きることや、エネルギッシュに過ごすため、美しく生きるために、カラダを鍛えて筋肉を作ることが必要不可欠だからなんです。
正しいカラダの鍛え方ってあるの?
そして、痩せていたら良いのかというとそれもちょっと偏った考えなのです。
特に若い世代の10代や20代前半の女性たちはモデルのような体型が美しいからという理由から、無理なダイエットを行ったり、1日1食にして体型をキープしている気になっている人もいます。
若いうちにそのような生活をすると、ホルモンのバランスが崩れてしまい、気が付いた時には、健康なカラダを手に入れることがとっても難しくなってしまうでしょう。
もちろん、モデルさんたちは美しいです。
以前、モデルさんたちは生きたマネキンになることが1番なのだと聞いたことがあります。
”洋服や小物をどれだけ美しく見せられるか”
それがモデルさんの求められるところだそうです。
一般人の私たちはモデルになるわけでもなく、モデルになりたいと思っているわけでもなければ、モデル体型が自分に合っているかどうかも自分自身では分かりませんよね。
それに、最近のモデルさんたちは、ただ痩せているのではなく、日常的に運動を取り入れたり、食事にも気を配り、内からも外からも健康的な美しさを意識されている方が多いです。
誰にだって、自分とかけ離れている人(姿)や見た目が美しいものに憧れる時期があります。
実際、過去にそのようなを体験して来た方も多いのではないでしょうか?
だからこそ、少し年齢を重ねてきた今は、
何(どういった体型)が自分に合っているのか?
どういったカラダを自分自身が求めているのか?
そこをきちんと見極め、意識していく必要があると思います。
その為に必要なこと・私たちが出来る事って、案外簡単な方法なんです。
その方法とは、「自分のカラダと対話する」ということなんです。
自分自身のカラダとの対話が何より大事なワケは?!
今、ご自分のカラダとどれだけ対話していますか?
そして、カラダの求めるものを取り入れて、カラダが動きやすいように、程よく鍛えるということをしていますか?
こう質問されて、すぐに答えられる方はそう多くないかも知れません。
テレビで体に良いと言っていたから、とか
本を読んで良いと書いてあったから、本当にそれが自分に必要なのでしょうか?
例えば、体力も筋力もない状態で、急にマラソンをしてしまうような方もいらっしゃいます。
すると、数時間後どうなるか目に見えていますよね。
筋肉が悲鳴をあげて、次の日は歩けないほどの筋肉痛や肉離れを起こすでしょう。
ひどい時は、転倒して怪我をすることも考えられます。
こんな時、カラダはあなたにどんなメッセージを送っているでしょうか?
『何十キロも走るなんて、急に言われてもついていけない!』
と、やりたくなくて駄々をこねているような言葉とは、全く違うと思うのです。
カラダは正直です。
まず、自分自身のカラダに問いかけてみて下さい。
『何キロ走れるかしら?』 → 『5キロだったら、大丈夫。』
例えば、そんな答えを感じたとします。
そしたら、実際にやってみます。
5キロだって辛いかもしれませんし、
もしくは、思ったより楽に走れるかもしれません。
楽だと感じたり、あと少しいけそうと思ったら、500メートル・1キロとカラダを感じながら、少しずつ走る距離を増やせばいいのです。
こうして、カラダの声を感じるだけで、カラダはあなたの話すことを聞きやすくなってきます。
例えば、パートナーや友人に、
『一緒に走ろう!』
そんな風に誘われたら、OKしやすいですよね?
でも、無言で急に引っ張られるように、走らされたらどうですか?
カラダとの対話がないと言うのは、まさにそんな状態なのです。
そして、自分自身のカラダと対話するという時、私たちが1番影響を受けやすいのが「メディア」の力なんです。
メディアの情報に振り回されなれていませんか?
誰かに良いと言われた食べ物を選ぶことは、買いに行って取り入れれば良いので簡単です。
でも、TVや雑誌やWEBでみたり、友人から聞いいたことをやってみて、自分に合っているかどうかまでチェックされる方は少ないのではないでしょうか?
検証する事がお好きな方は、このやり方をした場合どんな効果があったかを自分自身のカラダで実験するのだそうです。
すると、日頃から検証することを意識している方は、効果がより分かりやすいので、
”何を自分のためにやったらいいのか?!”
理解しています。
ただ、ほとんどの方が、この検証をすると言う事を面倒に感じたり、どういう風に検証・実験すればよいか分かりませんよね。
その場合、どうしたらいいのでしょうか?
これも、カラダと対話するという事でヒントを得ることが出来るんです。
ですから、細かく分析をしなくても、感覚的にわかるようになってきます。
例えば、
「青魚はカラダにいい!」
と言われてもアレルギーがあったら食べませんよね?
アレルギーという形で出てしまうと、とても分かりやすいのですが、アレルギーがない人は、食べてみた後、カラダが動きやすいか、だるくなるかなど感じてみてください。
炭水化物を食べると眠くなるという事がわかったら、仕事の前には食べないように工夫すればいい。
それだけなんです。
TVやラジオ、雑誌で良い!
と言っていたから、それを鵜呑みにして取り入れるだけでなく、本当に自分自身のカラダにそれが合っているのか?必要なのか?自分自身しか分かりません。
身体の声を聴く習慣を少しずつ身に着けていくと、不思議とどんどん自分に合うものが分かってくるんです。
良いと聞いてもなかなかできない理由
上記では、メディアに振り回されやすいとどうなるかお話ししましたが、トレーニングとなると、いいと聞いても続けられない方がとても多いのが事実です。
この腹筋のやり方がいいと聞いたからといって、どれだけの人が自分でトレーニングするでしょうか?
カラダを鍛えるということに時間を使える人は、本当に少ないと思います。
その理由は。。。。
1・手軽ではないから
2・トレーニングをするために、時間を割く必要があるとなると、後回しにしがちだから
3・疲れたときにカラダが言うことを聞かないから。
4・ダメな自分を見たくないから
「みんなそうだよね!」「みんな中々続けられないよね。」といって、周りと同じことに安心し、やらなくていいのでしょうか?
年々体力が落ちてきませんか?
年々たるんでくる気がしませんか?
それは、すべて筋力の問題なんです。
そして、痩せる薬のように簡単に手に入らないのが「筋肉」です。
今は加圧トレーニングのように、短期間で筋力を上げることが可能なものもあります。
私たち自身が何を選ぶか?!なのです。
下記では、ジムに行く時間やお金がなくてもできることをお伝えしていきます。
実は、同じだけ時間をかけても、ほんの少しの気持ちの持ち方で、しっかりとした筋肉ができる時とそうでない時があるんです!
エクササイズを取り入れるときの効果的な方法
今回ご紹介していく方法は、
⓵まず頭で理解すること
理解とは、今の自分の体型や、ストレスに感じる部分を上げていきます。
例えば、
・パンツを履くとお腹のお肉が乗ってしまう。
・去年履けたパンツが入らなくなってしまった。
・ブラジャーをつけると、背中に段ができている。
・フェイスラインがぼやけてきた。
・万年腰痛だ。
・首から腰までが、いつも重くて硬くて痛みもある。
・カラダが硬くて、靴下をはく時しんどい。
・床に座っていて、立ち上がるとき膝がガクガクする事がある。
・和式のトイレを使えない。
など、挙げるときりがありませんが、どのように挙げていったらいいかわかったでしょうか?
すると、出てきた分だけ自分の筋力が怠けていた事がわかってきます。
挙げたものは、気持ち的に「痛い」と感じる部分ではありますが、ここを見ずして前へ進めません。
まず、しっかりご自分の体を知る事が1番です。
そして、体型やストレスを改善させるために、カラダを動かす事がとっても大事なんです。
もし、まだスイッチが入らない。。。。という方は、口癖や体型、ストレスなどとを一緒に挙げてみてください。
例)
・「私はカラダか硬い」と何かカラダを動かす時に言ってしまう事がある。
・腹筋は子供の頃から苦手だ。
・運動自体嫌いだ。
などです。
これらの口癖は、いつから使っていて、本当の情報なのでしょうか?
多くの方は、思い込んでいる事があります。
赤ちゃんの頃はどうだったでしょうか?
カラダが極端に硬い赤ちゃんは殆どいません。(たまにそのような症状の方もいらっしゃるので、その辺はしっかり調べてください。)
そして、硬いからといって動かさなかったらどうなるでしょうか?
動かしていけば、カラダは動くようになってくるものなんです。
なので、思い込みで決めつけて、ご自分の可能性を閉ざさないでください。
「運動自体が嫌い」という方は、ここからカラダが衰えていくことを一度イメージしてみてください。
それでもいいと思ったら、どうぞそのように衰えさせていってください。(笑)
イメージして、
『怖い!嫌だ!そんな風になりたくない!』
そう思われたら、いつからどうして嫌いになったのか思い出しましょう。
子供の頃うまくできなくて、いじめられたのかもしれません。
クラスメイトに嫌な言葉を言われたかもしれません。
だとしたら、今はその時からどれくらい時間が経っているでしょうか?
そして、いやことを言った人はそばにいますか?
いなければ、その思い込みはもう今のあなたのものではありません。
カラダを動かして筋力がついてきたら、疲れにくくなってきますし、腰痛や背中の張りや重さも抜けてきます。
カラダか軽く感じます。
健康的になってくるので、美しい姿勢や、美しい肌も手に入れられます。
今の状態と運動をした後の自分が見えてきて、だんだんとカラダを動かすことに対してネガティブな気持ちがなくなってきたでしょうか?
⓶カラダに言い聞かせること
カラダを動かす時や運動をするときに、どの部分を使うのかがわかる・意識できると、より動かしやすくなってきます。
ご年配の方が、座っている状態から立ち上がるときに、無意識に膝に手を当てたり、膝をさすったりしているのをご覧になったことはありませんか?
このことは、意識してカラダを動かした時と、意識せずにカラダを動かした時では筋肉のでき方が違うという良い例なんです。
すでに医学的にも検証されていることなんです。
もし、ウォーキングをするならは、膝と太ももの前と後ろ、お腹とお尻と腰、そして上腕と二の腕を触りながら、「ここを使って歩くよ!」という感じで、意識を向けたり、触ったりします。
すると、筋肉が動きやすくなるんですね。
腹筋をするときも、腹筋だけでなく首や肩や胸の筋肉を使う腹筋もあります。
どんなエクササイズをすると、どの筋肉が使われるのかを理解してカラダに伝えていきましょう。
⓷そこから運動

意識を向けて→ どの筋肉を使うのか理解して→ それをカラダに伝えて→ そこから自分に合ったスタイルの運動を続けていきます。
例えば、腹筋をするときに首が痛くなってしまう方がいらっしゃいます。
そんな方は、腹筋よりも首の筋肉を使って起き上がろうとしているだけなので、やり方を変えたらいいだけなんですね。
そして、腹筋がついてきたら、首が痛いという感覚すらなくなってきます。
なので、もし首が痛くなったら、他のスタイルを見つけていきましょう。
という3ステップになります。
このようにしていけば、カラダはやらされた感も少なく、カラダの声に従いながら進めていくので、カラダにも優しいです。
【まとめ】理想のカラダのイメージをもつことが、とても大切です。
自分のカラダを鏡でしっかりと見て、今のカラダからどうなりたいのか?
なぜ今のカラダがあるのか?
そこをしっかり理解して、自分の身体をダメ出ししないこと。
今のあなたは、あなた自身が選んで来た結果です。
何を選んだから、今の体型なのでしょう?
そして、これから何を選んで、どんなスタイル、どんなあなたになっていきたいですか?
ありありとイメージしてみて下さい。
有名アスリートやモデルさんたちも、どんなカラダになりたいか、明確にイメージしているとそういう風になっていく。
と話されていますよね。
美しく健康的なカラダを手に入れる人が、どんどん増えて行くことを楽しみにしています。
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