早いもので、年が明けて1か月が経とうとしていますね。
ここにきてちょっと体調を崩してしまった。
なんとなく体がだるい・・・
そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。
1月は、寒さも更に深まる季節。
寒さからくる巡りの悪さも、不調の原因の一つです。
そして、更にもう一つの不調の原因は・・・もしかすると食べ過ぎによる「内臓」から来ているかもしれません。
食べ過ぎによる「内臓の疲れ」
これは体だけでなく「肌質の低下」の素にも。
さらに「太りやすい体質」の素にもなります。
できるだけ早くメンテナンスして、自分の身体を回復させてあげたいですよね。
でも、「内臓が疲れる」って一体、どういうことでしょう?
その原因と対策を一緒に見ていきましょう。
食べ過ぎによる「内臓の疲れ」とは?
体の不調の原因になり、体だけでなく肌の不調の原因にもなる、「内臓の疲れ」とは、どういうことなんでしょう?
例えば
・量を食べ過ぎれば胃も腸も疲れる
・アルコールの飲み過ぎは肝臓が疲れる
・油物の摂りすぎは肝臓が疲れる。
・化学添加物の摂りすぎは肝臓が疲れる。
・水分の取りすぎは腎臓が疲れる
・糖を摂り過ぎれば膵臓が疲れる
このように、全体の量を食べ過ぎることはもちろん、ある一定のものを食べ過ぎることも特定の内臓を疲れさせる原因になります。
こんなイメージが分かりやすいかもしれません。
食べ物を食べる
飲み物を飲む(水でも)。
すると人の体は
「ただの筒」ではないので
「便・尿・汗」などとして出すまで、 内臓は一生懸命に働くことになります。
また食べ飲みしたものを
「熱」にする
「体の一部」としてつくる
ためにも内臓は働きますし。
もし毒になるものを食べたり、飲んだりしたら
「無毒化」する(デトックスする)
ためにも内臓は働きます。
このように
「食べること・飲むこと」は生きるために必要不可欠であると同時に、それ自体が、身体に負荷がかかることでもあります。
食べ過ぎればその分、内臓はオーバーワーク。
疲れてしまうことになるんですね。
内臓の疲れが、体と肌の不調を招く?
さて、「内臓の疲れ」の正体が見えてきたところでそれが、体と肌の不調の原因になる?
この流れも、見ていきましょう。
内臓が疲れると何が起こるか?
実は、「体内に老廃物が溜まる」ことになります。
内臓が疲れる
↓
内臓の機能が落ちる
↓
うまく使われない
うまく排泄されない
↓
老廃物が沢山できる
老廃物がたまる
こんな流れが出来てしまいます。
疲労物質がたまれば
疲労感やだるさが出るのも、無理はありません。
内臓の疲れで肌トラブル&太り体質?
また老廃物が溜まった体は、巡りが悪くなり、血流やリンパの流れも邪魔をします。
・肌の血色が悪くなる・くすむ
・吹き出物ができる
・乾燥しがちになる
といったお肌の不調も出やすくなります。
こうして、「食べ過ぎによる内臓の疲れ」は巡り巡って「体の不調・肌の不調」をつくる原因になっているんですね。
また、内臓の疲れは、「代謝の低下」とも直結していますので、「太りやすい体質」をも作ってしまいます。
「食べ過ぎ」の裏には、「カロリーの摂りすぎで太る」こと以上に沢山のデメリットが隠されているようです。
では、次に
内臓を疲れさせない食べ方とは?
内臓の疲れを癒すには?
について見ていきましょう!
【実践編】内臓をいたわる食べ方・食べ物とは?
では、内臓を疲れさせず、いたわる食べ方・食べ物とはなんでしょうか?
実はとっても簡単!!
・全体量を食べ過ぎない
・負担になるものを食べ過ぎない
・負担になる食べ方をしない
この3点だけです。
ですが、「食べ過ぎない」なんて言うのは簡単!実際のところ、「実践すること」は難しい…….
というところが本当のところですよね?
そんな方も、大丈夫です♪
簡単に取り入れられるポイントをまとめてみました。
1、よく噛んでゆっくり食べる
食べる量は同じでも、よく噛んでゆっくりと。
消化の負担が軽くなり、内臓も疲れづらくなります。
2、冷たいものより常温で
特にお酒や飲み物は、冷たいものは避けて。
冷たいものは、胃だけでなく、内臓の機能を落とします。
3、油・脂は控えめに
油分は、胃腸などの消化にも負担。
さらに肝臓やすい臓なども疲れさせます。
植物油でも動物性油でも、食べ過ぎは注意!
揚げ物の時は、他の料理は油なしのものなど工夫を。
4、食べすぎたら、次の食事でメンテナンス
食べすぎて、内臓が疲れた直後、すぐに食べ物が入ってきたら、さらに負担増に。
食べすぎたら、次の食事は「軽くさっぱり少量」で。
内臓を休ませてあげるということがポイントです。
5、特に朝と深夜に気をつけて
本来は消化に向かない時間帯の「深夜〜朝」
食べる時は、「軽くさっぱり少量」が大切です。
6、同じ食材でも「消化しやすさ」を大切に
揚げる、炒める、焼く、よりも、
煮る、蒸す、炊くを選んで美味しく楽しみましょう♪
以上6点のポイントを守るだけで、内臓の疲れやすさは、ぐっと改善されるはずです。
特に年末年始のご馳走が続いて「内臓が疲れているかも!?」そんな方は、ぜひ意識して食事をしてみてください。
では、最後に内臓をいたわるオススメレシピをご紹介します。
♪内臓から美くしく!デトックスな美人粥レシピ♪
この季節にぴったりの「内臓いたわり」&「デトックス」が叶うおすすめ料理が、おかゆです。
食材をやわらかく炊くことで、消化しやすく、油分も加えないので、さらにやさしい。
内臓機能UPとデトックス力UPの食材も一緒に炊き込めば、更に効果的です。
〇材料 4~5人分
・玄米 0.5合
・ハトムギ
・あわ、きび、ひえなど雑穀
・小豆
合わせて0.5合分
・さつま芋
・人参
・大根
などお好みのお野菜 ボールに半分ほど
・塩 小1/2
・えごまや胡麻 少々
〇作り方
- 玄米、ハトムギ、もちきび、小豆は、それぞれ洗って鍋に入れ、1時間浸水させておく。
- さつま芋は、1㎝角。大根や人参は、5㎜角ほどのさいの目切りにする。
- 全て鍋に入れて、4カップ分の水と塩を入れて蓋をし、中火にかける。
- 沸騰したらひと混ぜして、弱火にしてコトコトと1時間ほど煮る。
- 途中焦げ付かないよう、時々混ぜる。煮詰まり過ぎた時は、カップ1ほど水を足す。
- 米やハトムギ、豆がやわらかくなったらできあがり♪
- 蓋をして、そのまま少し蒸らすと、よりとろっとして美味しく。
* 玄米が苦手な方は、白米、胚芽米、分搗き米などでも作れます。
(この作り方では、玄米でもやわらかく仕上がりますよ♪)
今回は、玄米粥を更にパワーアップしてくれるおすすめの食材をプラスしました。
最近は、スーパーなどでも見かけるようになりましたのでぜひ、一緒に入れてみてください。
ハトムギ
食品の中でも、特に排出力が高い食材のひとつ。
漢方では、ヨクイニンとして知られています。
ヨクイニンは、イボ取りの漢方として使われるほどで、毒素や溜まった老廃物、余分な脂質なども排出してくれます。
また、膵臓、脾臓、胃、心臓、血管などの機能向上にも◎な食材。
小豆
サポニンが含まれ、利尿効果や抗酸化作用が期待できます。
ビタミンB1も豊富で、糖質の代謝を助けて疲労回復におすすめです。
雑穀(きび、あわ、ひえ)
鉄、カルシウム、マグネシウムなど、不足しがちなミネラルや食物繊維が豊富です。
ミネラル、繊維は、どちらも老廃物の排出には欠かせません。
また、寒冷地で育つ雑穀は、体をポカポカで巡りUPにも◎。
まとめ
お粥は、お腹にもたまりやすく食べ過ぎ防止にもいいですね。
これ一つで、いろいろな栄養もバランス良く頂けます。
2017年を、更に快適にパワフルに過ごしたい方は、ぜひ今この時期に、内臓疲労を回復させることをおすすめします。
中からの健康&内からの美人生活をスタートしてみませんか?
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